里づくりだより

希望燃ゆ 諏訪の里 [第26回] こらむ 続けられる戦没者追悼法要

2022年02月04日

追悼法要「差定」

 

追悼法要が行われた勝名寺と焼香する内山弘一諏訪遺族会会長

 

 

 

 

 

 

 

発足時の諏訪村遺族会 
諏訪村遺族会は、戦後間もない1948(昭和23)年10月3日、「戦没勇士の犠牲を敬弔し、特に此の故人としての霊位を顕彰せん」との目的で村を単位に組織、第一回戦没者追悼法要が行われた。法要は「忠魂碑」前で、お斎は勝名寺(上真砂)の本堂で行われた。遺族会は、翌年1949(昭和24)年に112人の戦病死者の名をつらねた「村内戦病死者芳名録」を作成、1950年には肖像と思い出のことばを収録した記念写真帳(左写真)を作成した。写真帳には、113人の思い出が綴られている。

 

最近の追悼法要 近年は、遺族の高齢化、天候に左右されない等の理由で、勝名寺で追悼法要を行っている。法要の次第(差定)は、上記のようである。2015年7月17日の慰霊祭には、最寄りの直江津遺族会会長、高田連合遺族会会長が来賓として出席したほか、40人余りのご遺族、各町内会長、その他団体長など60人ほどが参加、村内寺院の7人の僧侶の読経の中、散華した肉親に思いを馳せていた。

 ※参考 「諏訪村内戦病死者芳名録」諏訪村遺族会(9.15)

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