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里づくりだより

【諏訪の里の碑】 ~ 連載開始 ~

「諏訪の里の碑(いしぶみ)」の連載にあたって

諏訪村忠魂碑

石碑(せきひ)は、「①後世に伝えるため、人の事跡や事件などを記念する文章を刻みつけた石造りの碑。いしぶみ。②墓石。石塔」と定義できます。
何らかの目的をもって碑文(銘文)を刻んで建立した石の総称です。

・何かの記念として建てられた記念碑(きねんひ)
・和歌・短歌や歌の歌詞を刻んだ歌碑(かひ)
・俳句を刻んだ句碑(くひ)、詩を刻んだ詩碑(しひ)
・先人の業績等を刻んだ顕彰碑(けんしょうひ)
・戦病死者を慰霊する忠魂碑(ちゅうこんひ)や忠霊塔(ちゅうれいとう)、慰霊碑(いれいひ)  
・その他  広くは墓碑も含まれる

このたび、「シリーズ 諏訪の里の碑(いしぶみ)」を、諏訪区ホームページ くびき野諏訪に連載させていただくことになりました。
「諏訪の里」は、本シリーズではかつての諏訪村の村域、現在の諏訪地区、北諏訪地区を範囲としています。
周辺の村々と同様に、この諏訪の里にも多くの「石碑」があります。
新しい碑文は比較的容易に読めますが、一寸古い時代のものはなかなか難解です。
難解ながらも碑文を読み進めると発見があります。
また、碑文から郷土の歴史への興味・関心が高められることもあります。
せめて、身近にある石碑に示されていること位は分かりたいものだ・・・という思いから組んだのが発端です。
碑文を読み、解釈する識見はもとより、碑文の文字の判読もままならず、四苦八苦、多くの皆さんの助力をいただき、2020年2月に小冊子『希望燃ゆ 諏訪の里の碑(いしぶみ)』として集約しました。
勝手な興味関心からの、私の〝石碑学習〟にご協力いただいた皆様に、あらためて御礼申し上げます。(T)