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諏訪の里ブログ

「諏訪の里めぐり① ~稲作を育んできた施設と設備~」

9月25日(月)9時から、諏訪地区公民館地域づくり講座諏訪の里めぐり1回目を行いました。
講師は、米岡の寺田喜男先生。
参加者は12人でした。
 
今回のテーマは、稲作を育んできた施設と設備。
米どころ諏訪地区には、なくてならない用水についての学習でした。
 
まず、諏訪地区公民館で、①真砂堰跡、真砂堰用水西江跡、土取場(運動公園)、そして②真砂堰用水組合解散記念碑について話をお聞きしました 。
「慶長2年越後国頸城郡絵図」にも描かれていて、戦国時代から真砂堰があり、中江用水ができる以前から中江用水ができてからも、ずっと必要とされていたことが分かりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その後、マイクロバスに乗って、③第3号揚水機場を車窓から確認し、中真砂の諏訪神社にある④用水記念碑を見学しました。
大正9年の水争いは、の警官約70人が出るほどの大きな騒動で、新聞にも掲載され、その水争いの和解にあたって記念碑が建てられたとのこと。
生活の源である水を確保するために必死だった様子が伺われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、鶴町八幡社の⑤四反田堰改良記念碑、鶴町の馬頭観音を見学し、圓性寺でトイレ休憩を挟みました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それから、四辻町角川の⑥両樋堰跡「常照の記念燈」から四辻町 新屋敷の⑦国営末端分水工を見ました。
中江幹線第3,4,5号用水分水工の説明をお聞きしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その後、中江用水水利権確保に奔走し、野尻湖胴木切り下げに貢献した米岡の⑧野俣佐平治氏顕彰碑を見学しました。
寺田先生曰く、地区の天保の三大偉人として、「野俣佐平治」「川室道一」「前島密」をあげたいとおっしゃっていました。
偉大な人が諏訪地区もしくは諏訪周辺出身であることに誇りをもちました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マイクロバスに乗り込み、車窓から⑨中江幹線第4号用水路東西分水工を眺め、最後の見学場所⑩第4号用水路東江サイフォン呑口へ行き、飯田川の川底をくぐって用水は右岸の保倉地区方面に流れていくことを知りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11時50分に公民館に到着し、諏訪地区の魅力を再確認し、解散しました。
田に水を引くための並々ならぬ努力、そして用水の奥深さを痛感しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回は、10月5日(木)
第2回目の里めぐりは、「地域の文化財、寺宝・社宝」です。
諏訪地区公民館に9時集合です。
参加希望の方は、諏訪地区公民館(℡520-2203)にご連絡ください。